気温が上がるこれからの季節、脱水や熱中症は 気づきにくいまま進行する ことが
あります。
特に高齢の方は、喉の渇きを感じにくい、一度にたくさん飲めない体温調整が苦手
という特徴があり、症状が出たときにはすでに進んでいることもあります。
今回は、家族が気づきやすい“いつもと違うサイン” を、日常の視点と専門的な視点の
両方からまとめました。
🌱① 朝の“ぼんやり感”は要注意
脱水は 夜の間に進む ことがあります。
朝の顔色が悪い
ぼんやりしている
返事がゆっくり
口が乾いている
🟢朝の様子は、夜の体調を映す鏡。
💧② 水分は“量”より“回数+タイミング”で見る
高齢の方は一度にたくさん飲めません。そのため、「1日◯回」よりも
「こまめに飲めているか」が重要。
認定介護福祉士の視点(専門性)
厚生労働省や介護現場のガイドラインでは、“1〜2時間に1回の水分摂取” が
推奨されることが多いです。
つまり、1日10〜12回程度の“ひと口水分”が理想に近い。
ただし、
心疾患
腎臓疾患
水分制限がある方は医療職に相談が必要です。
🟢家族が見るポイント
一度に飲む量は少なくてOK(ひと口で十分)
「飲んだ回数」を見る
朝・昼・夕・寝る前の“4つのタイミング”は特に大事
“ひと口の積み重ね”が脱水を防ぐ。
😓③ 顔の赤み・汗のかき方の変化
熱中症の初期は、顔が赤いのに汗が少ないという特徴があります。
顔が赤い
触ると熱い
汗が少ない or 逆に大量
いつもより息が早い
🟢「暑そうだな」も大切なサイン。
🌀④ 室温より“湿度”を見る
湿度が高いと、体の熱が逃げにくくなります。
湿度60%以上は要注意
エアコンの「除湿」も活用
扇風機は“直接当てずに”空気を回す
🟢“涼しさ”より“過ごしやすさ”を優先。
🤝⑤ いつもと違う“行動の変化”
体調の変化は、言葉より行動に出ることが多いです。
いつもより動きがゆっくり
食欲が落ちている
何度も座りたがる
ぼーっとしている時間が増える
🟢「なんとなく変」は、立派なサイン。
💬⑥ 迷ったら、相談していい
脱水・熱中症は、早く気づくほど回復が早い もの。
「こんなことで相談していいのかな」→ いい。むしろ相談してほしい。
CREDOも、「ちょっと気になる」「いつもと違う気がする」
そんな小さな不安を受け止める場所でありたいと思っています。
📅次回予告(7月1日号)
🌙“夜間せん妄”に気づくための家族の視点夜は体調の変化が見えにくく、せん妄が起こりやすい時間帯。“いつもと違う夜の行動”をどう見ればいいのか、介護の現場の視点からお伝えします。
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