🌻7月15日号
“水分を飲みたがらない”ときの工夫 — 無理に飲ませなくてもいい。“飲める形”を一緒に探す —
夏は脱水が起こりやすい季節ですが、 「水分を飲みたがらない」「コップを避ける」など、 ご家族が困りやすい場面も多く見られます。
認定介護福祉士の視点 を交えながら、 “無理に飲ませなくてもいい” を前提に、 飲める形を一緒に探すための工夫 をまとめました。
💧① コップの水が飲みにくい理由
水分を拒否する背景には、こんな理由が隠れていることがあります。
冷たすぎてお腹がびっくりする
一気に飲むのが負担
コップを持つのが重い
「飲まなきゃ」と思うと緊張する
🔎認定介護福祉士の視点 “飲みたくない”のではなく、“飲みにくい” ことが多いのが特徴です。
🥤② “飲める形”を探す工夫
水分は「形を変える」と飲みやすくなることがあります。
ゼリー飲料(少量で水分+塩分)
経口補水液をひと口だけ
スプーンで一口ずつ
氷を少しずつ口に含む
果物(スイカ・桃・オレンジ)で水分補給
※ただし、透析中の方はカリウム量に注意が必要です。 主治医・透析施設の栄養士の指示に沿ってください。
🔎認定介護福祉士の視点 “飲む”ではなく “入る” を目指すと成功しやすいです。
果物は水分が多く飲みやすい形ですが、 持病によっては量の調整が必要な場合があります。
🕐③ 飲むタイミングを変える
水分は「いつ飲むか」で負担が変わります。
食事の前後にひと口
入浴後の“ひと休み”のタイミング
朝のぼんやりが落ち着いた頃
🔎認定介護福祉士の視点 “飲ませる時間”より “飲みやすい時間” を探すことが大切です。
🌡️④ 温度を変えるだけで飲みやすくなる
冷たすぎると胃腸が驚く
常温は身体に優しい
少し冷やした経口補水液は飲みやすい
🔎認定介護福祉士の視点 高齢者は“冷たさの刺激”が負担になりやすい傾向があります。
🤝⑤ 声かけは“軽く・短く・押しつけない”
「ひと口だけどうですか」
「ここに置いておきますね」
「あとで飲めそうなときにどうぞ」
🔎認定介護福祉士の視点 “飲ませようとする圧”が減ると、自然に飲めることが多いです。
🩺⑥ 飲めない日が続くときは
水分が入らない日が続くときは、 脱水・熱中症・感染症などのサインの可能性があります。
尿量が少ない
ぼんやりが強い
皮膚が乾燥している
🔎認定介護福祉士の視点 “飲めない”は身体のSOS。早めの相談が安心につながります。
🌿⑦ 家族が一人で抱えなくていい
「飲ませなきゃ」と思うほど、家族が疲れてしまいます。
CREDOは、 「飲めない日が続く」 「どう工夫したらいいか分からない」 そんな小さな不安を受け止める場所でありたいと思っています。
📅次回予告(8月1日号)
“夏の食欲低下”に気づく家族の視点 食べられない日は、身体の小さなSOSが隠れていることがあります。
無理に食べさせなくてもいい。 “食べられる形”を一緒に探すための工夫をお伝えします。
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