深部体温の上昇で起こる“ぼんやり”を専門職が解説
— 夏の脳は、熱でスローモードになる —
真夏になると、普段ならすぐにできることが、なぜか進まなくなることがあります。
「集中できない」「ぼんやりする」——これは怠けているのではなく、
深部体温が上がりすぎて脳の処理スピードが落ちている状態です。
🌡️身体は冷却を最優先 → 脳の働きがゆっくりになる
これが、夏特有の“ぼんやり”の正体です。
🔎認定介護福祉士の視点:生活の“テンポの変化”に気づく
深部体温が高いと、高齢者の生活には小さな変化が出ます。
・返答までの時間が長い
・段取りが進みにくい
・会話のリズムがゆっくり
こうした“いつものテンポのズレ”は、 脳が暑さで疲れているサインです。
🗣️今日からできる深部体温ケア
🧊首・脇・太もも・手のひらを冷やす
手のひらは血流が多く、短時間で体温を下げやすい部位です。
🏠室温は27〜28℃で一定に
日中の脳疲労ケアにはこの温度が最適。
※睡眠時は目的が違うため、やや涼しめ+掛布団で調整が有効です。
💧水分+塩分をこまめに
冷却システムを支える基本です。
📝“いつものテンポ”を記録する
返答の速さや段取りの進み方など、生活のリズムの変化を丁寧に拾います。
🌿まとめ
真夏の“集中できない・ぼんやり”は、
認知症ではなく、深部体温の上昇による一時的な脳疲労。
脳を冷やす工夫が、生活の安定につながります。
📢次回予告(9月1日号)
🍁残暑の“ふらつき・ぼんやり”はなぜ起こる? 気温差・水分量・薬の影響を専門職が解説します。
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